フォームの作成と編集
フォームの作成と編集
以下の手順に沿って、新しいフォームを作成します。
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プロジェクトウィンドウのデザイン名セクションで変更をクリックし、試験デザイン概要ページを開きます。 |
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試験デザイン概要ページのフォームセクションで、変更をクリックするとフォームページが開きます。 |
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フォーム設定ダイアログの一般的設定タブで、フォームIDおよびフォーム名を入力します。フォームIDはすべてのフォームに設定し、固有である必要があります。項目IDもすべての項目に設定し、同じフォーム内で固有である必要があります。 これらのIDは、データベース内および出力データ内で、フォームと項目の識別に使用されます。また、JavaScriptの式内で、フォームと項目の参照にも使用されます。 |
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項目リストから必要な項目タイプを選択してクリックしフォーム上に配置し、各項目の必須の属性を設定します。 次のいずれかの方法でフォームへ項目を追加します。
表示制御タブで、項目の表示条件設定が行えます。 バリデーションタブでは、項目のIDの設定と、入力されたデータを検証するデータチェックを追加できます。 |
6 | 保存をクリックし、フォームの編集を完了します。より詳しくは、フォームの作成と編集 および 項目の設定 を参照ください。 |
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注意! PMS試験では最初に登録フォームを作成し、次に各分冊に必要なフォームを作成し追加します。完成したフォームはフォームページにリストされます。 |
注意! PMS試験では、フォームIDをAEと設定した場合、そのフォームは有害事象(Adverse Event)フォームになります。Viedoc Clinic の施設側で有害事象(AE)フォームが入力され保存されると、分冊とは独立して単独で企業側へ送信することができます。有害事象イベントフォームの詳細については、 有害事象イベントフォームの追加を参照ください。
フォームをコピー可能にする
フォームの高度な設定タブで前のイベントからのコピーされたデータに基づいてフォームを開始できるようにするオプションがオンになっている場合、フォーム内のデータは、ある分冊内のフォームから別の分冊内の同じフォームの別のインスタンスにコピーできます。
上図の例では、シンプルな条件が真の場合で、AEONG (継続中)がドロップダウンメニューから選択されている場合にデータがコピーされます。
この機能は、特に有害事象フォームに有用です。有害事象フォームがある分冊内で追加され、その事象が次の分冊期間まで継続した場合、その次の分冊内で有害事象フォームを追加すると、前の分冊内の有害事象フォームのデータが自動的にコピーされます。
以下のように、常に、シンプルな条件が真の場合、またはJavaScriptの式が真の場合のいずれかのの条件でフォームがコピーされるように設定できます。
• 常に
• シンプルな条件が真の場合 - ドロップダウンメニューから、条件の基になるフォーム内のアイテム、=(等しい) または !=(等しくない)、そしてコードリスト項目(はい/いいえ)を選択して条件を設定します。
• スクリプトの条件が真の場合 - JavaScript式を入力して、条件を指定します。
より詳しくは、フォームをコピー可能にするを参照ください。
フォームリンクアイテム
フォームリンクアイテムは、Clinicユーザーが、関連/付随データを含む異なるイベントとフォームの間をリンクさせることができます。例えば、薬歴・併用薬フォームの編集中に、登録された複数の病歴イベントにリンクさせることができます。
注意!
フォームリンクアイテムは Viedoc PMS でも利用できます。
被験者主導のViedoc Meイベントではフォームリンクアイテムをサポートしていません。
フォームリンクアイテムを作成、設定するには以下の手順になります。
1. 試験デザインに含まれるいずれかのフォームに、左側にある項目の種類からリンクアイテムを追加します。
下記 のフォームに項目を追加するを参照してください。
2. リンクアイテムをクリックしてフォームリンクアイテムのsettingウィンドウを開きます。
3. Setting には、一般的設定、表示制御、バリデーション、出力の4種類のタブがあります。
タブの詳細については、項目の設定を参照してください。
4. ソース
1.Select an Optionをクリックしてドロップダウンリストから表示させたいフォームを選択します。こちらの例の場合は、Medical History となっています。
注意! ソースフィールドメニューで検索するか、ドロップダウンリストでスクロールすることができます。
2.イベントを選択します。この例では、規定イベントで病歴イベントが選択されています。
注意! デザインに応じて、研究ウィンドウで、特定のフォームが追加されたすべてのイベント(この場合は病歴)または単一のイベントにフォームをリンクするように選択することができます。
下の画像では、ソース内の病歴フォームと規定イベント内の病歴イベントの両方が追加されていることが確認できます。この例では、規定イベントにある病歴フォームタイプのインスタンスはすべて、クリニックのユーザーがリンクできるようになっています。
5. フォーマットの下に、利用可能なフォームリンクに表示する項目を追加します。例えば、病歴の場合は、期間、シーケンス番号、開始日、継続日、終了日が表示されます。これは、Viedoc Clinicでフォームがどのように表示されるかを示しています。
ヒント! サマリーフォーマットに関する情報はフォーマット右のクエスチョンマークをクリックしてください。詳細はフォームの概要形式を参照してください。
6. 保存ボタンをクリックして保存します。
注意! 試験デザインの修正に伴い、イベント、ソース、またはフォーマットのプロパティを更新した場合、リンクアイテムが参照するすべてのフォームに問題が発生するため、治験責任医師の承認が必要となります。
フォームリンクのバリデーション
フォームリンクのバリデーションエラーが発生するとデザイン確定はできません。バリデーションに失敗した場合、デザインは確定されず、エラーメッセージが表示されます。
フォーマット文字列は、Viedoc Clinicに表示される表示形式のために、ソースフォームの有効なアイテムIDを参照する必要があります。
ソースフォーム間で循環参照がある場合、例えば、フォームリンクを含むフォームとしてソースフォームを持つフォームリンクの場合、問題のあるフォームを特定するエラーメッセージが表示されます。