Viedoc PMSの概要
Viedoc PMSの紹介
Viedoc PMSは、日本の製造後販売調査(PMS)に対応したViedocプラットフォーム上の製品で、調査に必要な要件をすべて満たしており、分冊でのデータ収集はもちろんのこと、契約施設とスポンサーとの間でのデータの送受信を介してデータを共有するプロセスをサポートします。
施設側 vs スポンサー側
Viedoc PMSでは、データベースは施設側と企業側の2つの異なる側で共有されます。 データベースには、各データセットの2つのバージョンが含まれます。1つは施設側のユーザーに表示され、もう1つは企業側のユーザーに表示されます。 施設側では通常、調査担当医師が被験者データを入力しますが、企業側では通常、データマネージャーがデータをレビューし、データを固定(凍結)します。
施設側と企業側間のデータ同期は、自動的かつ継続的には実行されず、分冊データの送受信プロセスを介して施設側のユーザーと企業側のユーザーによって制御されます。 これは、施設側ユーザーが送信処理を実行し、企業側ユーザーが受信(開封)処理を実行する場合にのみ、データが施設側から企業側に転送されることを意味します。 同様に、企業側のユーザーが発生させたクエリは、企業側のユーザーが再調査依頼処理を実行した後にのみ施設側のユーザーに表示されます。送受信プロセスについては以下に詳細があります。
分冊
分冊を介してデータ収集とレビューのプロセスをミラーリングすることにより、Viedocは日本の製造販売後調査のワークフローに適応しています。 分冊は、特定の来院日ではなく、特定の期間に収集されたデータをまとめたものとして閲覧することができます。
1. 症例概要
2. 分冊の概要
3. 選択された分冊の内容
4. 選択された分冊について
分冊の送受信・再調査プロセス
製造販売後調査では、リクエストに応じてデータを送受信することが基本的な要件となっています。 Viedoc PMSでは 、施設側と企業側の間で分冊を送受信するための機能(開封)を提供しています 。このプロセスでは、施設側のユーザーが企業側へのデータ送信を任意に行い、企業側のユーザーがデータ受信を任意に行います。 このプロセスの重要な特徴として、送信機能を通じて施設側が分冊を共有し、企業側で受信処理が実際に実行されるまで、企業側のユーザーは分冊に入力されたデータにアクセス、閲覧することができないということです。
詳細は、送受信・再調査依頼プロセスの概要を参照してください。
Working with Viedoc PMS
Viedoc PMSはエンドユーザー(調査担当医師、調査コーディネーター、モニター、DMなど)のためのインターフェースです。スタディマネージャーまたはサイトマネージャーから招待されてViedoc PMSへのアクセスが可能になります。調査に招待されると、no-reply@viedoc.netから招待メールが受信されます。場合によっては、招待メールがスパムフォルダに入っていることがありますのでご確認ください。アカウントの有効化の詳細については、Viedocアカウントを管理するを参照してください。
Viedoc PMSで必要なアクションは以下のようになります。
- データ入力については以下のレッスンをごらんください。
- データレビュー、クエリの発行と解決については以下のレッスンをごらんください。
- 分冊の管理については以下のレッスンをごらんください。
- 施設側: 分冊の送信・送信の取り消しとAE報告
- 企業側: 分冊の開封と再調査依頼 、 分冊の固定
- データのエクスポートについて - データを出力する
- メディカルコーディングについて - コーディング
- 調査のメトリクスビュー - メトリクス
使用可能言語
Viedoc PMSでは以下の言語でのご利用が可能です。
- 英語
- 日本語