クエリのExcel出力
クエリは以下のエクスポート形式で、出力することが可能です。
- Microsoft Excel - Office Open XML
- CSV - コンマ区切りの値
- CDISC ODM - XML
出力ファイルにクエリの情報を含めるには、データ出力画面の含ませる項目でクエリを選択する必要があります。クエリを含めるように選択すると、クエリの履歴オプションが利用可能になります。
クエリの履歴を出力に含ませるかどうかによって、エクスポート出力ファイルの情報は次のようにグループ化されます。
- クエリの履歴なし - クエリごとに1行あり、クエリの現在の状況に関する情報を提供します。
- クエリの履歴あり - クエリ状況の変更ごとに1つの行があります。つまり、1つの同じクエリに対して多くの行が存在する可能性があります。
Excel出力では、例のように出力形式のデフォルト設定が反映されます。
- Excelに出力
- フォーム単位でデータをグループ化
- アクティビティ毎に1行ずつ
...クエリの情報は、クエリと呼ばれるExcelファイルの別のシートにグループ化されます。
以下の画像(クエリ固有の情報のみを示している)と次の表の通り、列ではクエリが発行された項目に関する情報、その次にクエリ特有の情報が提供されます。
列名 | 説明 |
---|---|
Query study sequence number |
試験全体でクエリをグローバルに識別するカウンター |
項目を識別する列 | |
Site sequence number | 試験内で施設をグローバルに識別するカウンター |
Site name | Viedoc Adminで設定された施設名 |
Site code | Viedoc Adminで設定された施設コード |
Subject sequence number | 施設内の患者を識別するカウンター |
Subject Id |
Viedoc Designerで設定された形式の患者ID。患者IDは、患者カード、患者詳細画面などのViedoc Clinicに表示される患者識別子 |
Event sequence number | 同じ患者のイベントのシーケンス内でイベントを識別するカウンター |
Event Id | 試験デザイン(Viedoc Designer)で設定されたイベントID。 |
Event name | 試験デザイン(Viedoc Designer)で設定され、Viedoc Clinicに表示されるイベント名 |
Event date | イベントが実施されたときにViedoc Clinicで設定されたイベントの日付 |
Activity Id | 試験デザイン(Viedoc Designer)で設定されたアクティビティID |
Activity name | 試験デザイン(Viedoc Designer)で設定され、Viedoc Clinicに表示されるアクティビティ名 |
Form Id | 試験デザイン(Viedoc Designer)で設定されたフォームID |
Form name | 試験デザイン(Viedoc Designer)で設定され、Viedoc Clinicに表示されるフォーム名 |
Form sequence number |
各アクティビティ内のそれぞれのフォームのインスタンスを識別するカウンター 繰り返しフォームに使用され、繰り返しフォームでない場合は、常に「1」になります。 |
Item Id | 試験デザイン(Viedoc Designer)で設定された項目ID |
Item Name | 試験デザイン(Viedoc Designer)で設定され、Viedoc Clinicに表示される項目名 |
クエリ固有の情報 | |
Query item sequence number |
同じ項目に対する一連のクエリの中からクエリを識別するカウンター |
Raised on |
クエリが項目で発行されたのか、イベント日で発行されたのかを特定します。
|
Query type |
クエリがどう発行されたかによって、クエリの種類を特定します。
|
Range check OID |
自動的に発行された項目のクエリのみが対象(クエリタイプ=バリデーションと発行日=項目)。 Viedoc Designerで設定され、クエリを生成したロジカルチェックのユニークなOID。 |
Query text | クエリのテキスト |
Query state |
以下のいずれかになります (クエリの概要もご参照ください)
注意!フォームのリセットまたは削除のために自動的に終了したクエリ(終了のステータス)は、出力に含まれません。 |
Query resolution |
クエリを解決(回答)するときに入力された解決のテキスト。 システムによって実行された変更には適用されません(ユーザーネーム=システム(0)の場合)。 |
User name |
変更を実行したユーザーネームとユーザーID(括弧内に表示) 注意! システムによって実行された変更(バリデーションクエリなど、システムが自動的に発行するもの)の場合、ユーザーネーム=システム(0)になります。 |
Date & time (UTC) | 変更が実行された日時 |
User role | クエリに対してアクションを実行したユーザーのロール |
Query raised by role | クエリを発行したユーザーのロール |