イベント日付の自動入力を使用する

  • Published by Viedoc System 2020-08-18
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使用例の説明

以下のシナリオを考えてみましょう。新生児を対象とした試験を実施し、スクリーニングビジットが、Demographicsフォームで収集した Date of Birth から14日間のビジットウィンドウ(ビジットの許容範囲)外で実施された場合、ビジットウィンドウ逸脱チェックをトリガーする必要があります。

Viedoc Designerでの設定

Demographics フォーム

Demographicsフォーム(FormID = DM)を設計します。ここでは、Date項目-Date of birthを含め、ItemID = DOBを使用します。

イベント設定

試験デザインの試験ワークフローで、患者の追加を試験開始イベントとして設定します。


イベントの日付を自動的に生年月日に設定します。 そのためには、イベント日付の自動入力を有効化オプションがオンになっており、フォームアイテムに設定されていなければなりません。指定されたアイテムは、Demographicsフォーム内のDate of Birthです。$ THIS.DM.DOB

スクリーニングのビジットが、Demographicsフォームで収集したDate of Birthから14日間のタイムウィンドウ(日付許容範囲)の外にある場合に、逸脱チェックがトリガーされるようにしたいと考えています。そのためには、以下のように、スクリーニング・イベントを、患者の追加イベントのイベント日に基づいて日付計算を提案する規定イベントとして設定し、タイム・ウィンドウを14日間にします。

Viedoc Clinicでの見え方

Viedoc Clinicでは、患者が追加された後、スクリーニングイベントは以下のようになり、Date of Birthから最大14日以内の日付が提案されます。