患者Id生成の設定
概要
システム内で患者を識別するために使用する患者IDのフォーマットは、試験設定>患者ID形成設定で設定することができます。
患者IDは様々な方法で設定することができます。
Viedocのデフォルト設定は、国コード、施設ID、最後に患者ID(連番)で構成されています。 これは、テキストフィールドの内容を変えることで変更できます。
ワークフローの開始イベントで選択されたフォームに収集された項目は、ID 設定時にも使用できます。青色の「?」アイコンをクリックすると詳細が表示されます。
注意! FDA申請形式(eCTD)オプションがチェックされていると、患者IDの値がエクスポートされたPDFファイルのファイル名の中で使用されるため、Windowsでファイル名に無効な文字を使用することは推奨されていません。このケースではエクスポートは失敗します。
先頭からのゼロパディング
{SiteNo:00}, {SiteSubjectSeqNo:000}, {StudySubjectSeqNo:0000}
のフォーマットで使用される "0 "は、これらの数値を先行ゼロで埋める(パディングする)ためのものです。フォーマットされている値が、フォーマット文字列でゼロが表示される位置に数字がある場合、その数字は結果文字列にコピーされ、そうでない場合は結果文字列にゼロが表示されます。例えば、SiteSubjectSeqNo
を常に3桁の長さの数値としてフォーマットしたい場合、{SiteSubjectSeqNo:000}
を使用すると、値は001、002、003などとなります。
SiteCode
は、数字のみで構成されている場合に限りパディングすることができます。例えば、患者IDフォーマットが{CountryCode}-{SiteCode:00}-{SiteSubjectSeqNo:000}
に設定されており、CountryCode
がSEに設定され、SiteCode
が1に設定されている場合、最初に追加された患者はSE-01-001、2番目の患者はSE-01-002、などとなります。SiteCode
が UP2 のように文字を含む文字列に設定されている場合は、パディングはできませんのでご注意ください。
例 - 患者IDに接頭辞(プレフィックス)を付ける
たとえばIDの前に「SCR」を追加するには、テキストフィールドにSCRを追加するだけです。