予約語
イベント、フォーム、項目、関数、変数の予約語
データ競合が発生しないよう、Viedocでフォーム、項目、関数、変数の命名に避ける予約語があります。このような競合は、例えば、Viedocで関数を実行するとき、Viedocからデータをエクスポートするとき、SASでデータを分析するときなどに発生する可能性があり、望ましくない動作やエラーにつながる可能性があります。
フォームと項目
以下はViedocの内部JavaScript関数なので、フォームや項目のOIDとしては使用しないでください。
addDays |
age |
bmi |
createRangeValue |
date |
days |
getDecimalCount |
getRangeValue |
getRangeValueFormattedNumber |
hours |
inRange |
minute |
now |
parseDate |
parseRangeValue |
parseTime |
subDays |
time |
today |
注意! SASマクロ機能の予約語があります。この機能を使用する場合は、Viedoc フォームや項目の識別子でこれらのSAS予約語を避けてください。
フォーム識別子
以下をフォーム名には使わないでください。
CodeLists |
Event dates |
Items |
Queries |
README |
Review status |
SDV |
WHODrug * |
* または、 MedDRA
、 ATC
のような他のコーディング辞書。
注意!SASを使用してデータを分析する必要がある場合、Viedocフォームの識別子には避けなければならない予約語があります。これらの識別子は、SAS のデータセット名として使用されます。
項目
以下を項目名として使わないでください。
__ARID |
__DATASTATUS |
__format |
__GROUPDATASTATUS |
__SDV |
ActivityId |
ActivityName |
DesignVersion |
EventDate |
EventId |
EventName |
EventSeq |
HAS_FILTERED_VALUES |
InitiatedBy |
InitiatedDate |
LastEditedBy |
LastEditedDate |
SiteCode |
SiteName |
SiteSeq |
SubjectId |
SubjectSeq |
注意!
- iedocからデータをExcelやCSV形式にエクスポートすると、Viedocは自動的にすべてのコードリスト項目のコードのための追加フィールドを作成します。フィールドの識別子は、元の項目名に
CD
を付加して作成されます。そのため、Viedocの項目のIDをCD
で終わるものにすることはお勧めできません。 - ラジオ・ボタン、ドロップダウン・メニュー、チェックボックスなどのコード・リスト項目のデータは、SASにエクスポートされたときに適用されるフォーマットを持っています。したがって、コード・リストのID、値、フォーマットを命名する際には、フォーマット命名のためのSASのconventions(英語)に従うことが重要です。例えば、これらのどれもダッシュ付きの値を含むべきではありません。
- watch は予約語であるため、フォームのラベルやラベルや ID などので使用したり、単独の単語として内部試験デザインに使用すると、フォーム要素を何も含まないannotated/blank CRF が出力される可能性があります。ただし、watch というラベルを長いテキストの一部として使用する場合、または Watch(頭文字を大文字にしたもの)を使用する場合は、出力されたannotated/blank CRF にはフォーム要素が含まれます。
- データ分析にSASを使用している場合、Viedocのチェックボックスは、負のコードリスト値(例えば-1)を持つオプションを持つべきではありません。ViedocはチェックボックスのオプションをSAS用の変数名に変換し、SASは変数名にダッシュを許可しません。
項目と関数
項目と関数、JavaScript キーワード を使わないでください。
関数内の項目OIDと変数名
関数内の項目OIDや変数名には以下のものを使用しないでください。
ActivityDefId |
Category |
CountryCode |
EventDate |
FormDefId |
FormId |
FormRepeatKey |
Language |
OriginSubjectFormSeqNo |
RoleDefId |
SiteCode |
SiteSubjectSeqNo |
SourceSubjectFormSeqNo |
StudyEventDefId |
StudyEventId |
StudyEventName |
StudyEventRepeatKey |
StudyEventType |
StudyId |
StudySiteId |
StudySubjectSeqNo |
SubjectFormSeqNo |
SubjectId |
SubjectKey |
イベント、フォーム、項目
以下をイベント、フォーム、アイテムの名前を付ける際には使わないでください。
$EVENT |
$LAST |
$PREV |
|
ID名の制限
IDやラベルに名前を付ける場合、以下の制限があります。
フォームID | 33文字 |
フォーム名 | 制限はありませんが審美性を考慮してください。 |
アクティビティID | 32文字で切り捨て |
アクティビティ名 | 制限はありませんが審美性を考慮してください。 |
イベントID | 32文字で切り捨て |
イベント名 |
制限はありませんが審美性を考慮してください。 |
Windowsの命名規則
Microsoft Windowsでは、予約されたファイル名が多数存在します。WindowsやSASで開こうとすると問題が発生する可能性があるため、Viedoc内でデータセット名として使用しないでください。