Viedoc Reportsの設定方法
はじめに
Viedoc Reportsの設定では、どのようなデータを収集して表示させるかを設定します。また、ユーザーアクセスの設定も可能です。主な設定項目は以下の4つです。
- 表示設定 - Viedoc Reports権限を持つロールの表示設定をします。
- ダッシュボード - 患者の試験中止理由を定義します。
- デモグラフィック - ここではViedoc ReportsのDemographicsセクションにどのような項目を入力するかを設定します。
- 有害事象- ここではViedoc ReportsのAdverse Eventセクションにどのような項目を入力するかを設定します。
- カスタムレポート - ここでは、Viedoc Reportsのレポートセクションに表示したい、独自のカスタムレポートをアップロードします。
Viedoc Reportsについての詳細はViedoc Reports ユーザーガイドを参照してください。
設定方法
レポートの設定方法。
1 | Viedoc Designerで、Viedoc Reportsを適用したい試験を選択します。 |
2 |
グローバルデザイン設定で変更ボタンをクリックします。 |
3 |
レポート設定フィールドの変更ボタンをクリックします。 |
4 |
以下任意のフィールドの変更ボタンをクリックして設定を開始します。 表示設定、 ダッシュボード、 デモグラフィック、 有害事象 設定が保存されるとフィールドのステータス表示が、使用されていません から 使用中ですに変わります。 |
5 |
グローバル設定を確定します。 |
6 | デザインを確定します。 |
表示設定
表示設定では、さまざまなレポートページへのアクセス権を持つロールを設定します。
任意のフィールドをクリックすると各ページで設定可能なロールのドロップダウンリストが表示されます。すべてのページのロールが設定されたら、保存ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
注意!
- ここに表示されるロールは、ロールページでReports権限が選択されている場合のみです。また、データブラウザおよびレポートページでレポートをダウンロードできるようにするには、ユーザーがエクスポート権限を持っている必要があります。エクスポートは、割り当てられたすべてのサイトでエクスポート権限が適用されている場合にのみ許可されます。詳細については、ロールの設定を参照してください。
- Viedoc Reports の同期を実行後、ロール設定は直ちには反映されず最高24時間かかる可能性があります。
- ユーザーは、生データを除き、エクスポート権限の有無にかかわらず、レポートをダウンロードすることができます。生データをダウンロードするにはエクスポート権限が必要です。
ダッシュボード
ダッシュボードで、離脱/中止理由が収集されているフォームと項目を選択すると、Reportsにグラフで表示されます。この機能を利用するには、いくつかのオプションを持つコードリスト項目を持つフォームが必要です。設定後、変更をクリックしてウィンドウを閉じます。
デモグラフィック
デモグラフィックページでは、最大5つのグラフを設定し、デモグラフィックデータの分布を表示することができます。
グラフを設定するには:
有害事象
有害事象では、有害事象ページに表示する最大5つのグラフを設定し、有害事象データの分布を表示することができます。
グラフ の設定方法。
1 データを収集する有害事象フォームと対応するフォーム項目を選択します。
2 グラフにタイトルを入力します。
注意!タイトルを入力しない場合、フォームの項目名がタイトルとして使用されます。
3 設定が完了したら、変更を保存をクリックし、ウィンドウを閉じます。
カスタムレポート
カスタムレポートでは、R形式で作成した独自のカスタムレポートをアップロードすることができます。
レポートをアップロードするには:
1 新しいカスタムレポートを追加するをクリックします。
2 ポップアップウィンドウで、レポートの名前を記入します。このレポート名は、Viedoc Reportsユーザーに表示されます。
注意!XML形式でレポートをダウンロードするには、レポート名に「E2B」
という文字列を含める必要があります。 詳細は、レポートのダウンロードを参照してください。
3 ロールフィールドをクリックし、ドロップダウンリストからこのレポートへのアクセス権を持つユーザーロールを選択します。選択したいロールをこのドロップダウンリストに表示されるために、次のことを確認してください。
- ユーザー ロールは,Viedoc Designer のロールページでレポートの権限が設定されている必要があります。さらに、レポートをダウンロードできるようにするには、ユーザーがエクスポート権限を持っている。詳細は、ロール設定を参照してください。
- レポートページの表示設定には、カスタムレポートを表示する権限を持つユーザーの役割が設定されている。
4 本番環境モードおよび/またはトレーニングモードを選択します。トレーニングモープロダクションデータで使用する前に、デモデータでカスタムレポートをテストすることができます。モードの編集はいつでも後から行うことができます。
5 アップロードするファイルをクリックし、Rファイルを選択します。アップロードしたレポートは、ゴミ箱をクリックして削除することができます。
6 設定が完了したら保存ボタンをクリックします。
保存されたカスタムレポートは、メインウィンドウから編集または削除することができます。既存のカスタムレポートの定義を編集する場合、名前の変更、レポートにアクセスできるロールの変更、およびRファイルの新バージョンのアップロードが可能です。
また、Viedoc Reports に表示されるレポートの順番をドラッグ&ドロップで変更することができます。希望の順番にしたら変更を保存をクリックします。左側にある番号は、Viedoc Reportsユーザーにカスタムレポートが表示される順番を示しています。
注意!Viedoc Reportsを構築した後、Viedoc Adminの試験設定で有効にする必要があります。Viedoc Reportsの設定方法について詳しくは、Viedoc Reports の設定-クイックガイドを参照してください。