繰り返しフォームを使う
はじめに
このレッスンでは、繰り返しフォームの使用例を説明します。Viedoc Designer で繰り返しフォームを設定する方法と、Viedoc Clinic での繰り返しフォームの表示方法について説明します。
繰り返しフォームの設定については、試験ワークフローにあるフォームのセクションを参照してください。
こちらで紹介する例では、Mealsと称する繰り返しフォームを設定し、Viedoc Clinic で特定の患者が食事ごとに、フォームの 1 つのインスタンスに入力できるようにします。
フォームを作成する
フォームは試験デザインのフォームセクションで設定ができます。設定についての詳細はフォームの作成と編集をご覧ください。
この例ではフォームに2種類の項目を含ませます。
- 食事の種類 - 5種類のオプションから選択できます。 (下記図) 項目IDは STDML。
- 食事の時間 - 毎食事に記入します。 項目IDは MLTIM。
繰り返しフォームを使用する場合、Viedoc Clinicで同じフォームのインスタンスを簡単に識別できる概要形式を設定することが重要です。
こちらの例では、概要形式を {FormRepeatKey}. {STDML} Time: {MLTIM}としました。これにより、下図のようにViedoc Clinicで異なるフォームインスタンスを容易に識別できます。
フォームを繰り返しとして設定する
繰り返しフォームの設定はアクティビティレベルで行われるため、試験ワークフローで設定します。 繰り返しフォーム設定の詳細については、試験ワークフローのセクションを参照してください。
Viedoc Clinicでの繰り返しフォームの見え方
Viedoc Clinic の患者詳細ページに行き、スクリーニングのビジットにMealsフォームのインスタンスをいくつか追加すると、画像のようになります。
フォームの各セクションは、フォームを作成するで説明されているように、フォームに設定した概要形式で識別されます。
フォームの1つのインスタンスを削除すると、そのインスタンスのFormRepeatKey
は再利用されません。図の例では、フォームのインスタンスFormRepeatKey
= 3 を削除しています。次に新しいフォームインスタンスを追加すると、新しいインスタンスは次に利用可能な FormRepeatKey
= 4 になります。
注意! 繰り返しフォームのインスタンスをリセットすることはできず、削除することしかできません。この場合、新しいインスタンスを作成する必要があります。