データブラウザ

  • Published by Viedoc System 2022-10-31
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はじめに

データブラウザページでは、すべてのフォームや、患者データを一覧表で確認することができます。ここでは、以下に説明するように、並び替え、検索、フィルタリング、クロスチェック、およびデータのエクスポートを行うことができます。

注意! データブラウザで表示されるフォームやフィールドは、ユーザーロールに応じた表示設定によって決まります。

1. ドロップダウンリストからフォームを選択します。

2. 検索したい単語を入力すると、その単語が含まれる表全体からの検索結果が表示されます。

3. Standard mode または、Cross-check modeでの表示方法に切り替えます。詳細は以下、 二つの表を比較を参照してください。

4. ダウンロード形式を xlsx / csv / xptの中から選択します。 詳細は以下 データエクスポートを参照してください。

5. Select columnsをクリックし、ドロップダウンリストからカラムを追加または削除します。画面上任意の場所をクリックして戻ります。

6. カラムのヘッダーをクリックすると、昇順にデータを並べ替えることができます。もう一度クリックすると、降順に表示されます。

7. 任意項目の下にある白いフィールドをクリックすると、その項目のデータをフィルタリングすることができます。xボタンをクリックしてフィルタをリセットします。


ダウンロード

以下の形式でデータをダウンロードすることが可能です。

  • XLSX
  • CSV
  • XPT
  • XPTV8
  • RDS

注意!

  • データブラウザページで行われた並び替えはダウンロードファイルには反映されません。
  • ファイルのダウンロードは、ユーザーロールにエクスポート権限が設定されている限り可能です。

ファイル名

ファイル名の構造は以下の通りです。

[STUDYNAME_FORMNAME (FORMID)_DATE/TIMESTAMP.FORMAT]

[DATE/TIMESTAMP]は以下の構造になっています。

[YYYYMMDDHHMMSS] これは、データがViedocからダウンロードされた日時です(毎日のデータ同期による)。

ファイル名の一例: "DemoStudy2020_Demographics(DM)_20200903220345.xlsx"

CRFデータのダウンロード

データブラウザのページで症例報告書(CRF)のデータをダウンロードする方法は2つあります。選択した CRF からデータをダウンロードする方法と、すべての CRF から同時にデータをダウンロードする方法があります。

フォームを選択してダウンロードする場合は以下のようになります。

1. 試験で使用されるすべてのフォームが表示されるドロップダウンメニューから、ダウンロードする特定のフォームを選択します。以下の例では、有害事象(AE)フォームが選択されています。


2. ページ右上の歯車アイコンから設定をクリックするとポップアップウィンドウが開きます。そこにある「データブラウザのダウンロード動作を選択する」からDownload selected formを選択します。


3. 1.ダウンロードをしたいフォーマットを選択します。
  2.ダウンロードをクリックします。

この例では、選択されたファイル形式で登録されたすべての有害事象を含むファイルが生成されます。
ファイル名の例:Demo Study_Adverse Event (AE)_202203211243523

全てのCRFデータを同時にダウンロードする場合は以下のようになります。

1. ページ右上の歯車アイコンから設定をクリックするとポップアップウィンドウが開きます。そこにある「データブラウザのダウンロード動作を選択する」からDownload all formを選択します。

2. 

  1.ダウンロードをしたいフォーマットを選択します。
  2.ダウンロードをクリックします。


注意! xlsx/csv/xpt/xptv8形式を選択した場合、ZIPファイルが作成されます。ファイル名の構成は以下の通りです。[STUDYNAME_ALL_FORMS_DATE/TIMESTAMP.zip] となります。

  • ZIP ファイルには,各 CRF データが別ファイルとして格納されています。ファイル名の構成は以下の通りです。[STUDYNAME_FORMNAME(FORMID)_DATE/TIMESTAMP.選択された拡張子]となります。

ファイル名例: Demo Study_12-Lead ECG (EC)_20220322002931.xlsx

  • フォーマットrdsを選択すると、rdsファイルが作成されます。STUDYNAME_ALL_FORMS_DATE/TIMESTAMP.rds] というファイル名で構成されています。

ファイル名例: Demo Study_12-Lead ECG (EC)_20220328230332.rds

注意!​​​​​​ Download all formを選択した場合、「カラムの選択」で選択したカラムに関係なく、CRFの全カラムがダウンロードされます。全てのCRFデータをダウンロードする場合、標準モードとクロスチェックモードを選択しても、ダウンロードされるファイルに違いはありません。

Cross-checkモード

エクスポート時に"Cross-checkモード"が有効になっている場合は、各表に1つずつ、2つのファイルを含むZIPファイルが作成されます。

ファイル名の構造は以下の通りです。

[STUDYNAME_Cross-check mode_DATE/TIMESTAMP.zip]. 2つのファイルは "Standardモード" (上記)で定義されたファイル名と一致します。

ファイル名の一例: "DemoStudy2020_Cross-check mode_20200903220345.xlsx"


二つの表を比較

Cross-checkモードを選択すると、表の下にもう一つ表が追加され、2つの表を比較することができます。

二つの表を比較するには、Cross-check modeを選択します。

二つ目のタブが現れます。

...そして表の下に2つ目の表が追加されます。

同じビューで二つの表をブラウズして比較できるようになりました。

二つ目の表を閉じるには、Standard modeを選択します。

注意! フィルタリングやエクスポートは、各表ごとに個別に行ってください。クロスモードでエクスポートをするとZIPファイルに表が二つ含まれます。詳しくはデータエクスポートをご覧ください。