ドキュメントの管理
Viedoc eTMFの起動
Viedoc eTMFを開始するには、ランディングページにあるeTMF アイコンをクリックします。
注意! eTMF アイコンが表示されるのは本番環境のみとなります。
Viedoc eTMFにドキュメントをアップロードするには、ドキュメントがリンクされているTMFレベルのArtifact(ドキュメントに対するwrite(書き込み可能)権限を持っている必要があります。eTMF権限の詳細については、Viedoc eTMFの紹介を参照してください。
ドキュメントのアップロード
ドキュメントをアップロードするには以下の手順になります。
1 Artifacts & documents エリアで、Artifactのアップロード矢印ボタンをクリックします。
注意! ドキュメントをどこに、Zone(大分類)、Section(中項目)、Artifact(ドキュメント名)にファイルすべきかまだわからない場合は、ドロップゾーンを使用することができます。より詳しくは、ドロップゾーンのドキュメントの取り扱いを参照ください。
2 アップロードしたいファイルを選択し開く(Open)をクリックします。
注意!
- Artifactには、アップロードできるファイルタイプに制限があります。
- いくつかのファイルはblacklistにリストされています。
3 または、ファイルエクスプローラーからドラッグ&ドロップでeTMFのアーティファクトにドキュメントをアップロードすることもできます。複数のドキュメントを同時にアップロードすることも可能です。
4 ウイルススキャン後問題のないファイルは、Unpublished (未公開)の状態でアップロードされます。
注意!
- ドキュメントがUnpublished(未公開)で特定の試験や国、施設にリンクされていない場合、そのドキュメントをアップロードしたユーザーのみが閲覧およびアクセスが可能です。しかし、同じドキュメントが分類された場合、そのドキュメントがリンクされているTMFレベルへのアクセス権を持つユーザーがアクセスできるようになります。
- フィルターが設定されている場合でも、アップロード中のファイルも表示されます。Webページを更新しても、フィルターはリセットされません。
注意! zipファイルの内部から直接ファイルのアップロードはできません。
ドロップゾーンのドキュメントの取り扱い
ドロップゾーンはeTMFの外部にあるフォルダーで、ファイルをアップロードしておき、後で管理することができるエリアです。ファイルはドロップゾーンからストラクチャーへの移動は可能ですが、ストラクチャーにファイルされたものをドロップゾーンへ戻すことはできません。
- 共有ドロップゾーン: 共有ドロップゾーンにアップロードされたファイルには、アップロードしたユーザーと、ドロップゾーン管理権限を持つユーザーがアクセス、管理することが可能です。
- プライベートドロップゾーン: プライベートドロップゾーンにアップロードされたファイルは、アップロードしたユーザーのみがアクセス、管理することができます。
試験用 eTMF に何らかのアクセス権があれば、誰でもドロップゾーンにファイルをアップロードすることができます。しかし、ドロップゾーンからストラクチャーへファイルの移動するには、ストラクチャー内のartifactへのドキュメントのアップロードと同様に、ユーザーが対象のartifactへの書き込みアクセス権限を持っていることが必要です。
ファイルのアップロード
ドロップゾーンにドキュメントをアップロードするには以下の手順に従ってください。
1 目的のドロップゾーンのアップロードボタンをクリックします。
2 アップロードするファイルを選択し、開くをクリックします。
3 もしくは、ファイルをアップロードする場合、ファイルエクスプローラからファイルをドラッグして、選択したドロップゾーンにドロップします。
ファイルの削除
ドロップゾーンからファイルを削除するには以下の手順にしたがってください。
1 削除したいファイルのレベルにあるゴミ箱アイコンをクリックします。
2 もしくは、ファイルをクリックしてダイアログを表示させ、右上にあるゴミ箱アイコンをクリックします。
3 削除をします。
ファイルのダウンロード
ファイルをドロップゾーンからダウンロードするには以下の手順に従ってください。
1 目的のファイルをクリックしてファイルダイアログを表示させます。
2 ファイルダイアログに表示される右上のダウンロードアイコンをクリックします。
ファイルの移動
ファイルをドロップゾーンから移動するには以下の手順に従ってください。
1 目的のファイルをクリックしてファイルダイアログを表示させます。
2 ファイル移動先のTMFロケーション(Zone, Section, Artifact)を選択します。
注意! artifactを選択ドロップダウンから受け入れ可能なファイルタイプのみが選択可能となります。
3 Artifactのプロパティが入力されたダイアログが表示されます。メタデータのプロパティには、値を入力しても、空白のままにしてもどちらでも問題ありません。未公開のまま保存をクリックすると、選択したロケーションに新しい未公開ドキュメントが作成されます。
4 もしくは、必須事項を全て入力し、公開ボタンをクリックすると、選択したロケーションにレビュー待ちステータスの新しいドキュメントが作成されます。
ドキュメントの検索
Viedoc eTMFでドキュメントを検索するには以下のようになります。
1 検索したいテキストをドキュメントを検索フィールドに入力します。
テキストは、ドキュメント名、ファイル名またはサブストリング、さらに、ファイルの内容に含まれるテキストや部分文字列などでも検索ができます。
2 リターンキーまたはエンターキーを押すか、虫眼鏡のアイコンをクリックします。
3 検索結果は詳細ページに関連性の高い順に表示されます。
詳細ページに関しては 詳細ページ を参照してください。
ヒント! Zone、SectionまたはArtifactアイコンにカーソルを置くと、その名前と番号が表示されます。
4 ストラクチャービューに戻るには、ストラクチャーページボタンをクリックします。
詳細ページ
詳細ページを開くには、リターンキーを押すか、検索フィールドの虫眼鏡アイコンをクリックします。また、ユーザービューの任意の場所にある詳細ページボタン(下のアイコン)をクリックしても開くことができます。
詳細ページには、アクセス可能なドキュメントの概要とそのメタデータが表やグリッドで表示されます。
詳細ページでは以下のことが可能です。
- カラムに表示されるメタデータを選択
- 表示されているカラムでソートおよびフィルタリング
- 表の右側にあるActionカラム(常に右側にあります)からドキュメントに対するアクションを実行、行のどこかをクリックして特定のドキュメントのプロパティダイアログを表示
- 検索フィールド
- 入力した検索文字列を削除する場合は選択します。
- 選択すると、構造ビューに戻ります。
- 検索結果の件数
- Viewメューです。詳しくは、Viewメニューをご覧ください
- コラムメニューです。詳しくは、以下のサブセクションを参照してください。
- 矢印は、検索結果が列の内容でソートされていることを示します。詳しくは、以下のサブセクションを参照してください。
- 漏斗のアイコンは、検索結果がフィルタリングされていることを示します。詳細については、次のサブセクションを参照してください。
- ドキュメントに対して実行可能なアクションです。可能なアクションは、プレビュー、ダウンロード、削除です。実行できるアクションは、権限によって異なります。です。
- zone、section、artifactのステータスを示すアイコンです。4つ目の列はファイルタイプを占めるアイコンです。
表示されるアイコンとその説明です。
Icon | Description |
---|---|
ツリービューで展開されたzone | |
ツリービューで展開されている削除されたzone | |
ツリービューで折りたたまれたzone | |
ツリービューで折りたたまれた削除されたzone | |
ツリービューで展開されたsection | |
ツリービューで展開される削除されたsection | |
ツリービューで折りたたまれたsection | |
ツリービューで折りたたまれている削除されたsection | |
ツリービューで展開されたartifact | |
ツリービューで展開された削除されたartifact | |
ツリー ビューで折りたたまれたartifact | |
ツリービューで折りたたまれた削除済みアーティファクト | |
プライベート ドロップ ゾーン(有効な場合 | |
プライベート ドロップ ゾーン(無効の場合 | |
共有ドロップ ゾーン(有効な場合 | |
共有ドロップ ゾーン (無効化時) | |
ファイル | |
削除されたファイル |
Viewメニュー
Viewメニューでは、詳細ページのカスタマイズビューを保存・表示することができます。これは、列のフィルタ、ソート、サイズ調整を行った後に、表示設定を再利用したい場合に便利です。
以下は、利用可能なメニューオプションです。
メニューオプション | 説明 |
---|---|
デフォルト |
システムから提供されるデフォルトのビューを表示します。 |
デフォルト+ |
デフォルトのビューに変更が加えられたが、その変更がカスタマイズ設定として保存されていないことを示します。変更を保存するには、カスタム済みとして保存を選択します。 |
カスタム済 |
保存したカスタマイズビューを表示します。 |
カスタム済+ |
カスタマイズされたビューに変更が加えられたが、その変更はまだ保存されていないことを示します。 変更内容を保存するには、カスタム済みとして保存を選択します。 |
カラムのリセット | Viewをデフォルトまたはカスタマイズされたビューの最新の使用状態にリセットします。 |
カスタム済みとして保存 |
名前を付けて保存 現在のビューをユーザー独自のカスタマイズ設定として保存します。各ユーザーは、独自にカスタマイズした表示設定を保存することができます。 |
注意! 詳細ページでさらに検索を実行すると、システムは最新の使用されたビューで表示します。
データの並び替え
カラムのデータを昇順に並べ替えるには、ヘッダーをクリックします。降順に並べ替えるには、もう一度クリックします。3回目のクリックで、列のソート順が解除されます。
カラムの順序を並べ替えるには、ヘッダーをクリックし、横にドラッグするだけです。カラムの順序を初期状態に戻すには、カラムヘッダーから利用できるメニューから「Reset Columns」を選択します。
カラムを左または右に固定する
カラムを左側または右側に固定するには以下のようになります。
1 カラムヘッダーにある下図のボタンをクリックすると、カラムのメニューが表示されます。
カラムの自動サイズ調整
カラムの幅をテキストの幅に合わせることが可能です。
1 カラムヘッダーにある下図のボタンをクリックすると、カラムのメニューが表示されます。
2 一番左のグループ(三十線のアイコン下)で、Autosize This Column またはAutosize All Columnsを選択します。
ヒント! Reset Columnsを選択すると全カラムの自動サイズ調整が解除されます。
データのフィルタリング
詳細ページに表示されるデータを絞り込む場合は以下のようになります。
1 カラムヘッダーにある下図のボタンをクリックすると、カラムのメニューが表示されます。
2 一番上のフィルターアイコンをクリックします。
3 フィルタリングしたいカラムの内容を選択し、フィルタリングしたくないカラムは非選択にします。
4 検索フィールドを使用して、フィルタリングするカラムの内容を検索します。
5 カラムにフィルターが適用されている場合、カラムのヘッダーにフィルターアイコンが表示されます。
ヒント! すべてのフィルタリングをリセットするには、メニューを開き、フィルタボタンをクリックし、(Select All)を選択します。
表示するカラムの選択
詳細ページで表示するカラムを選択するには以下のようになります。
1 カラムヘッダーにある下図のボタンをクリックすると、カラムのメニューが表示されます。
2 一番右のアイコンをクリックします。
3 表示させたいカラムを選択します。
4 検索フィールドを使用してカラムの内容を検索します。
ヒント! 元の状態に戻すには、Reset Columns をクリックします。
データのコピー
詳細ページで表のセル内のデータをコピーするには、セル内で右クリックし、以下のいずれかを選択します。
- Copy - テーブルセルの内容をクリップボードにコピー
- Copy with Headers - 表のセルとカラムヘッダーの内容をクリップボードにコピー
データのエクスポート
詳細ページに表示されるデータをエクスポートするには以下のようになります。
1 表の任意の場所を右クリックし、ExportからCSV Exportまたは Excel Exportを選択します。
2 選択された種類のファイルが、ブラウザからダウンロードできるようになります。
詳細ページのカラム
詳細ページで表示・非表示を設定できるカラムです。
カラム | 詳細 |
---|---|
Zone | この欄には、ゾーンまたはドロップゾーンのアイコンが表示されます。アイコンの上にカーソルを置くと、ツールチップにゾーン番号とゾーン名が表示されます。ドロップゾーンの場合、ツールチップはドロップゾーン名を表示します。 |
Zone # | ゾーン番号です。 |
Zone name | 構造で設定されたゾーンの名前です。 |
Section | この欄には、セクションアイコンが表示されます。アイコンにカーソルを合わせると、セクション番号とセクション名がツールチップに表示されます。 |
Section # | セクション番号 |
Section name | 構造体に設定されているセクションの名前です。 |
Artifact | この欄には、アーティファクトのアイコンが表示されます。アイコンにカーソルを合わせると、ツールチップにアーティファクト番号とアーティファクトの名前が表示されます。 |
Artifact # | アーティファクト番号 |
Artifact name | 構造体に設定されているアーティファクトの名前です。 |
Filetype | ファイルタイプのアイコンです。アイコンの上にマウスを置くと、ツールチップのテキストにファイルタイプが表示されます。 |
Filetype name | pdf や xlsx などのファイルタイプ名がテキストで表示されます。 |
Name |
この欄には、
|
Display label | このラベルは、Trial Master Fileビューでドキュメントがどのように表示されるかを表します。 |
Document name | ドキュメントのプロパティウィンドウでユーザーが設定したドキュメントの名前。 |
Download label | ダウンロードされたドキュメントの最新版の名前。 |
Archive label | アーカイブ内のドキュメントの名前。 |
Dating convention | ドキュメントに適用される日付指定ラベル。 |
Dating convention value | 日付指定メタデータの日付値(YYYY-mm-DD形式)。 |
Last modified datetime | ドキュメントが最後に変更された日付と時刻(YYYY-mm-DD HH:MM形式)。 |
Last modified by | ドキュメントを最後に修正したユーザのユーザ名 |
Last reviewed datetime | ドキュメントがQCフラグ付きになった日時(YYYY-mm-DD HH:MM形式)。 |
Last reviewed by | ドキュメントに最後にコメントしたユーザーの名前。 |
Uploaded to drop zone datetime | ファイルがドロップゾーンにアップロードされた日時(YYYY-mm-DD HH:MMのフォーマットで)。 |
Uploaded to eTMF datetime | ファイルがeTMF構造に移動された日時(YYYY-mm-DD HH:MMのフォーマットで)。 |
TMF level | Trial、Country、Siteのいずれか1つ。 |
Document type |
メインアーティファクトの場合、この列にはアーティファクト名が表示されます。 サブアーティファクトの場合、この列にはサブアーティファ クト名が表示されます。 |
Countries | ドキュメントがリンクされている国の名前。 |
Country codes | ドキュメントがリンクされている国の国コード。 |
Sites | ドキュメントがリンクされているサイトの名前。 |
Site codes | ドキュメントがリンクされているサイトのサイトコード。 |
Document version | ドキュメントのプロパティウィンドウでユーザーが設定したドキュメントのバージョン番号。 |
Document system version | ドキュメントのシステムバージョン。 |
Document Id | スタディeTMF内のドキュメントの一意のID。 |
Original file name | アップロードされたときのファイル名。 |
File size | ファイルのサイズ。 |
File date | 最新バージョンのファイルが eTMF 構造体にアップロードされた日時 (YYYY-mm-DD HH:MM の形式)。 |
Milestone group |
ドキュメントがこのレベルでファイルされているartifactがリンクしていマイルストーングループ |
Milestone | ドキュメントがこのレベルでファイルされているartifacatがリンクしているマイルストーン |
Document status |
この列には、ドキュメントのステータスアイコンが表示されます。
|
Actions |
この列は右側に固定されており、削除することはできません。ユーザーの権限に応じて、ドキュメントに対して実行可能なアクションに応じたアクションボタンが表示されます。 可能なアクションは以下になります。
|
ICH code | ICH 医薬品規制調和国際会議によるコード |
Unresolved notes count | ドキュメントの未解決注記数 カウント |
ドキュメントをダウンロードする
Viedoc eTMF からドキュメントをダウンロードするには、ドキュメントがリンクされたレベルのArtifactに対し、read(読み取り)、review(レビュー)またはwrite(書き込み可能) の権限が必要です。権限については、Viedoc eTMFの紹介を参照してください。
ドキュメントをダウンロードするには、以下の手順になります。
1 |
Artifacts & documents エリアでドキュメントをクリックして、ドキュメントプロパティダイアログを開きます。 |
2 |
ドキュメントプロパティダイアログのダウンロードボタンをクリックします。 |
公開されたドキュメントは、 Artifacts & documents エリアのダウンロードボタンをクリックしてダウンロードすることも可能です。
注意! 注意! ダウンロードされるドキュメントの最新版の名前は、その特定のドキュメントのドキュメントプロパティダイアログのダウンロードラベルに従います。
ドキュメントのバージョン間を移動するには、ドキュメントプロパティダイアログの上部にあるバージョンメニューを使用します。
ドキュメントプロパティの編集
Viedoc eTMF でドキュメントプロパティを編集するには、write(書き込み可能)権限が必要です。権限については、Viedoc eTMFの紹介を参照してください。
注意!確定したドキュメントを編集することはできません。変更を加えるには、新しいバージョンのドキュメントを作成する必要があります。詳しくは、ドキュメントの新しいバージョンを作成する
ドキュメントプロパティの編集は以下の手順となります。
1 詳細ページでドキュメントプロパティダイアログを開きます。
2 Artifacts & documents エリアでドキュメントをクリックして、ドキュメントプロパティダイアログを開くこともできます。
注意! Artifactレベルのアップロードボタンは、そのArtifactに対してwrite(書き込み可能)権限があることを示します。
3. ドキュメントプロパティダイアログが表示されます。
1. プレビューボタン。より詳しくはドキュメントプレビューを参照ください。
2. 削除ボタン
3.ダウンロードボタン
4.ドキュメントのステータスは、未公開、レビュー待ち、QCによるフラグ、確定済みのいずれかです。
5. アクション メニュー。利用可能なメニューオプションは、ドキュメントのステータスと権限に依存することに注意してください。
6. ドキュメントメモセクション。
7. 分類
- TMFロケーション: ドキュメントのZone(大分類)、Section(中項目)、Artifact(ドキュメント名)
- Document type(ドキュメントタイプ): 使用可能なドキュメントタイプは、Main Artifact、Sub-artifacts (ある場合)、およびOtherです。 Otherを選択した場合、カスタマイズしたドキュメントタイプを入力できます。
- TMF level(レベル): Site、TrialまたはCountryから選択します。 CountryまたはSiteを選択すると、ドキュメントをリンクする国またはサイトを選択する画面が表示されます。選択できるのは、自分がアクセスできる国やサイトのみです。1つのドキュメントを複数のサイト、複数の国にリンクすることもできます。ドキュメントがTMFレベルにリンクされている場合、そのレベルで少なくとも読み取り権限を持つユーザーは、ドキュメントがUnpublished(未公開)であっても、ドキュメントにアクセスできます。TMFマネージャーは、このフィールドに自動的に入力する設定を行うことができます(選択したドキュメントについて、ユーザーが利用できるTMFレベルのオプションが1つしかない場合)。
8. ドキュメント情報
- ドキュメントの名前またはタイトルは、ポップアップダイアログの上部にあるArtifacts & Documentsに表示されます。
- Use sub-artifact name - eTMFテンプレートで指定されているもの。
- Use original file name - ファイル名の拡張子を含むファイル名。
- Custom name - ドキュメント名をカスタムしたい場合このオプションを選択します。
- Version ラベル: ユーザー定義バージョンです。
- Version Date: TMFテンプレートで定義されたArtifactの日付規則。
- ID: 試験 eTMF 内でそのドキュメントに固有の ID を表す整数値。
- ディスプレイラベル: TMFモードでのドキュメントの表示方法を表します。
- ダウンロードラベル: ダウンロード時の最新版ドキュメント名。
- アーカイブラベル: アーカイブ内のドキュメント名。
注意! 上記の3つのラベルのいずれかがeTMFマネージャによって設定されていない場合は、ユーザーによって定義されたドキュメント名となります。ラベルがドキュメントのメタデータを含むように設定されている場合、これらのラベルに影響を与えるメタデータに加えられた変更は、ドキュメントのプロパティダイアログで動的にラベルに反映されます。
9. ファイルの情報
ファイルの日付は、ファイルがアップロードされた日付と時間です。ドキュメントが編集モードになっている場合、アップロードボタンをクリックして、新しいバージョンのファイルを参照することができます。新しいファイルをアップロードすると、ドキュメントのステータスがAwaiting review (レビュー待ち)に変更されます。
10. HISTORY 履歴
このセクションは、選択されたバージョンのドキュメントの監査証跡です。ドキュメントバージョンへのすべての変更は、それが行われた日付と時間、そしてどのユーザーによって行われたかという情報とともに記録されます。このセクションには、アクセス権のないサイトの名前は表示されず、代わりにサイトIDが表示されることに注意してください。ドキュメントメモアクションも履歴には含まれません。
4. 設定後、公開または、未公開のまま保存をクリックします。
ドキュメントが公開されると、そのArtifactに対して少なくともread(読み取り)権限を持つすべてのeTMFユーザーが利用できるようになり、ドキュメントのステータスがAwaiting review(レビュー待ち)に変更されます。
注意! ドキュメントを公開する前には、ドキュメントプロパティポップアップダイアログのすべての必須フィールドに入力する必要があります。必須フィールドには赤い印がついています。
新規バージョンドキュメントの作成
完成したドキュメントの新規バージョンの作成手順は以下になります。
1 ドキュメントプロパティの編集を参照してドキュメントプロパティを開きます。
2 ダイアログの上部で ... をクリックし、アクションメニューを開きます。
3 メニューから新規バージョンを作成を選択します。
4 ファイルを現在のバージョンからコピーするか、新規ファイルをアップロードするか選択します。
5 必要であれば、新規バージョンにドキュメントのメタデータを編集します。
6 完了をクリックします。
新規バージョンのドキュメントが未公開ステータスで保存されます。
ドキュメントバージョンの選択
ドキュメントのプロパティ ダイアログを開くと、デフォルトでドキュメントの最新バージョンが表示されます。
ドキュメントの他のバージョンを開くには、ドキュメントのプロパティダイアログの上部にあるバージョンのドロップダウンメニューを使用します。
ドキュメントバージョンへのメモの追加
ドキュメントメモは、ドキュメントのステータスに影響を与えることなく、他のユーザーとドキュメントについてコミュニケーションするための方法です。メモのアクションはドキュメント履歴には記録されません。
以下は、ノートを追加または解決するために必要な権限です。
- TMFストチャ内のドキュメントについては、そのドキュメントへのWRITEまたはREVIEW権限が必要です。
- ドロップゾーン内のドキュメントについては、その文書へのアクセス権が必要です。
ドキュメントにノートを追加する手順は以下です。
1 ドキュメントプロパティの編集に従って、ドキュメントのプロパティダイアログを開きます。
2 ダイアログの上部で...を選択し、アクションメニューを開きます。
3 メニューからメモを追加を選択します。
4 メモを入力し保存をクリックします。
メモの解決
ドキュメントのメモの解決
1 ドキュメントプロパティの編集に従って、ドキュメントのプロパティダイアログを開きます。
2 解決したいメモの解決を選択します。
メモが即座に消去されます。
ドキュメントの公開
Viedoc eTMFにドキュメントをアップロードするには、ドキュメントがリンクされているTMFレベルのArtifactに対するwrite(書き込み可能)権限を持っている必要があります。eTMF権限の詳細については、Viedoc eTMFの紹介を参照してください。
ドキュメントを公開(Publish)するには以下の手順に従ってください。
1 |
Artifacts & documents エリアでドキュメントをクリックして、ドキュメントプロパティポップアップダイアログを開きます。 |
2 | 必須項目(赤い印)がすべて入力されていることを確認してください。 |
3 |
ページ上部の公開ボタンをクリックします。 |
4 |
ドキュメントが公開されると、そのArtifactに対して少なくともread(読み取り)権限を持つすべてのeTMFユーザーが利用できるようになります。 ドキュメントのステータスがAwaiting review(レビュー待ち)に変更されます。 |
QCフラグが立てられたドキュメントの問題解決
ページ上部のメトリクスエリアにあるオレンジ色のフラグマークは、QCでフラグが立てられているドキュメントがあるかどうかを示しています。
QCフラグが立てられたドキュメントを探す
QCでフラグが立てられたドキュメントを探すには以下の手順となります。
1 |
Zone & sections エリアで、フラグのついたドキュメントがあるzoneをクリックします。 |
2 |
フラグのついたドキュメントがあるsectionをクリックします。 |
3 |
Artifacts & documents エリアで、フラグのついたartifactをクリックします。 |
4 |
ドキュメントにフラグがついています。 |
イシューの解決
QCフラグが立てられたドキュメントのイシューを解決するには、ドキュメントのメタデータを編集する必要があります。
ドキュメントのメタデータを編集するには以下の手順となります。
1 |
Artifacts & documents エリアでドキュメントをクリックして、ドキュメントプロパティダイアログを開きます。 |
2 |
レビューコメントがある場合は、ダイアログの上部に表示されます。 |
3 |
ダイアログの右上にある編集ボタンをクリックします。 |
4 |
ドキュメントプロパティダイアログで、該当するドキュメントのメタデータを編集します。 別のファイルをアップロードするには、ファイルの情報エリア右側のアップロードボタンをクリックします。 |
5 |
必要な変更を行った後、変更を保存ボタンをクリックします。 変更が保存されると、ドキュメントのステータスがAwaiting review(レビュー待ち)に変更されます。 |
ドキュメントの削除
Unpublished(未公開)ドキュメントの削除
Viedoc eTMFのドキュメントを削除するには、ドキュメントがリンクされているTMFレベルのArtifactに対するwrite(書き込み可能)権限を持っている必要があります。eTMF権限の詳細については、Viedoc eTMFの紹介を参照してください。
Unpublishedドキュメントを削除するには、以下の手順に従ってください。
1 |
Artifacts & documentsエリアまたはドキュメントプロパティダイアログのゴミ箱ボタンをクリックします。 |
2 |
はいをクリックして削除の確認を行います。 |
公開済みドキュメントの削除
Viedoc eTMFでドキュメントを削除するには、それぞれの試験、国、またはサイトでのwrite(書き込み可能)権限が必要です。eTMF権限の詳細については、Viedoc eTMFの紹介を参照してください。
公開済みドキュメントを削除するには以下の手順に従ってください。
1 |
Artifacts & documents エリアでドキュメントをクリックして、ドキュメントプロパティダイアログを開きます。 |
2 |
•••ボタンをクリックしてドキュメントアクションダイアログを開きます。 |
3 |
アクションを選択ドロップダウンリストから Delete documentを選択します。 注意 !ドキュメントが共有され、少なくとも1つのアクティブなバインダーがある場合、その文書を削除することはできません。 |
4 | 削除理由を入力します。(必須となります) |
5 | ドキュメントの削除をクリックします。 |