試験を廃棄する (スタディマネージャー編)
このレッスンでは、試験の廃棄方法について説明します。このレッスンはスタディマネージャー(STM)を対象としています。
はじめに
試験がロックされている場合、Viedoc からその試験を完全に削除することができます。試験廃棄のプロセスは、組織管理者に試験廃棄依頼を送信することができるスタディマネージャーから開始します。組織管理者はその後、試験廃棄依頼を承認またはリジェクトすることができます。
試験廃棄がスタディマネージャーによって依頼され、組織管理者によって承認された後、その試験はViedocのデータベースに格納されます。廃棄された試験はViedoc ClinicとViedoc Designerでは表示されず、Viedoc Adminの組織管理者の試験概要画面にのみ表示されます。
廃棄依頼が承認されてから180日以内であれば、組織管理者が試験廃棄を取り消すことができます。この期間が過ぎると試験はViedocのデータベースから完全に削除され、すべての試験の詳細とデータは永久に消去されます。よって、試験と患者に関する一切の情報を追跡することができなくなります。
トレーサビリティの観点から、すべての試験廃棄アクションが監査証跡の対象となります。その試験で実行されたすべての試験廃棄の依頼、試験廃棄の承認、試験廃棄取消およびそれぞれのアクションの実行者と実行日時(UTC)を含む完全な履歴のレポートをダウンロードすることが可能です。このレポートには、その試験で実行されたロックとロック解除の完全な履歴も含まれます。
注意!このセクションはスタディマネージャーを対象としています。組織管理者向けの内容は試験を廃棄する (組織管理者編)を参照してください。
ステップ・バイ・ステップガイド - スタディマネージャー編
試験廃棄を依頼する
スタディマネージャーのみが試験廃棄依頼を送信することができます。また、試験を廃棄できるのは試験がロックされている場合のみです。試験をロックする方法については、試験をロックするを参照してください。
注意!試験を廃棄する前に、ユーザーレポート、アーカイブ用データ、および試験デザインがダウンロード済みであることを確認してください。試験データを必要な形式でダウンロードし、アーカイブします。利用可能な形式はExcel、CSV、ODM、およびPDFです。手順については以下を参照してください。
- 以下のユーザーレポートをダウンロードする。
ユーザーを管理する (STM・SIM編) (Viedoc Admin) - データを出力する (Viedoc Clinic)
- 試験デザインを出力・ロック・廃棄する (Viedoc Designer)
試験廃棄依頼を送信するには、以下の手順に従ってください。
1 | Viedoc Adminで試験を開き、試験設定をクリックします。 試験設定ダイアログが開きます。 |
2 |
青いペンのアイコンをクリックします。 試験ステータスのポップアップが開きます。 |
3 | 試験廃棄の依頼をクリックします。 試験廃棄依頼のポップアップが開きます。 |
4 |
以下のアクションが実行済みかどうかを選択します。
試験を廃棄する理由を入力し、パスワードを入力します。 |
5 |
試験廃棄を依頼をクリックします。 |
試験廃棄が依頼されると、試験画面に"(日付)に(依頼者名)により試験廃棄が依頼されました"のステータスが表示されます。廃棄依頼が承認されるまでの間、試験はロックされた状態になり、Viedoc ClinicおよびViedoc Designerで表示されます。
試験ステータスレポートをダウンロードする
試験ステータスレポートをダウンロードするには、以下の手順に従ってください。
1 |
Viedoc Adminで試験を開き、試験設定をクリックします。 |
2 |
試験ステータスのポップアップが開きます。 |
3 |
試験ステータスレポートをダウンロードをクリックします。
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