Viedoc Adminの概要

このセクションでは、Viedoc Adminの概要を解説します。Viedoc Adminで構成できるの主な設定について説明ます。

はじめに

Viedoc Adminは新しいプロジェクトに対するスタート地点です。Viedoc Adminは試験の管理に関わる操作を行うアプリケーションで、次のアクションを実行することが可能です。

Viedoc Adminへのアクセスは、組織管理者またはスタディマネージャーによって許可されます。

組織の概要は組織管理者がViedoc Admin にアクセスすると最初に表示される画面です。

組織の概要では、以下が可能です。

組織の設定を編集する。例えば、組織の連絡先の詳細を更新する。
組織内のすべての試験を表示またはアクセスする。試験を表示をクリックしてすべての試験の詳細リストを表示するか、試験名をクリックして試験に直接アクセスする。
すべての組織管理者のリストを表示し、ユーザーを組織管理者のロールに招待します。ツールボックスアイコンをクリックすると、組織管理者のダイアログ画面が開きます。組織管理者を割り当てる方法については、ユーザーを管理する（組織管理者編）を参照してください。

組織管理者以外のユーザーの場合、Viedoc Adminにアクセスしたときに表示される最初の画面は試験の概要です。この画面には、ユーザーがシステムロールを持っているすべての試験が一覧表示されます。

各試験について、次の情報が表示されます。

For each study, the following information is displayed:

1. 試験のロゴ

2. 試験の名前

3. 試験の詳細

ここでは、試験ステータスについて説明します。

試験には以下のステータスがあります。

開始できません
継続中
（試験をロックしたユーザーの名前）によりロック
（試験廃棄を依頼したユーザーの名前）による試験廃棄依頼
（試験廃棄を承認したユーザーの名前）による試験廃棄の承認- これは組織管理者にのみ表示されます。他のユーザーの場合、組織管理者が試験の廃棄を承認すると、試験の概要にそれらの試験が表示されなくなります。

注意 ! 最初の本番環境の施設が追加されると、試験ステータスは「開始できません」から「継続中」に変わります。そのためには、試験ライセンスが必要です。

データストレージは追加されたドキュメントおよびeCRFにアップロードされたファイルで使用されているデータ量を記録しています。

試験を開いて試験詳細画面にアクセスするには、試験をクリックします。検索フィールドに試験名を入力すると、試験を検索することができます。試験は、試験名または試験が作成された日付で並べ替えることができます。

注意 ! 試験には、本番環境で使用する有効なライセンスが必要であることに注意してください。試験ライセンスの詳細についてはViedocの概要のライセンスに関する章を参照してください。試験を実稼働させる方法については、新しい試験を追加するを参照してください。

試験にアクセスして表示される最初の画面は試験詳細画面です。試験詳細画面では、以下の情報の確認と操作を行えます（画像を参照）。

1. FPA
2. ライセンスステータス
3. データ使用量
4. 一般的な試験設定の編集 - 試験の一般設定を参照ください。
5. 割付リストの管理 - 静的割付の設定および動的割付の設定を参照ください。
6. コーディング辞書のアップロードと管理 - コーディング辞書を管理するを参照ください。
7. eTMFの管理 - eTMF設定のクイックガイドを参照ください。
8. 基準値データソースの管理 - 基準値データソースを管理するを参照ください。
9. API設定 - Viedoc WCF API、 Viedoc API、およびViedocデータインポートアプリケーションを参照ください。
10. 試験担当者の管理 - ユーザーを管理する（組織管理者編）とユーザーを管理する (STM・SIM編）を参照ください。
11. 試験デザインのバージョンと改訂を適用する - 試験デザインを割り当てるを参照ください。
12. 施設設定を編集し、ユーザーを施設に招待する - 施設を管理するとユーザーを管理する (STM・SIM編）を参照ください。
13. 施設の追加 - 施設を管理するを参照ください。