組織管理イントロダクション
組織管理者とスタディマネージャの階層
試験はViedocの組織の下にグループごとにまとめられます。各クライアントは独自の組織を持ち、その組織に属するすべての試験がその組織グループに保存されます。Viedoc Technologiesのシステム管理者は、新しい組織を追加し、その組織に少なくとも1人の組織管理者(Org Admin)を割り当てることができます。組織管理者は、その組織内で試験を作成し、スタディマネージャをその試験に招待することができます。
組織管理者の責任範囲
組織管理者にとっては、Viedoc Adminにアクセスすると最初に表示されるのが組織概要です。組織管理者として、あなたは以下のことができます。
- 新規試験の追加 - eLearningのレッスンはこちら
- スタディマネージャーの招待 - eLearningのレッスンはこちら
- 試験削除の承認 - eLearningのレッスンはこちら
- 追加組織管理者の招待 - eLearningのレッスンはこちら
- 組織内での シングルサインオン (SSO:Single Sign-On)の有効化 - eLearningのレッスンはこちら
- 薬事申請準備パッケージ (VIRP:Viedoc Inspection Readiness Packet)へのアクセス - eLearningのレッスンはこちら
Viedoc Adminの詳細については、こちらをご覧ください: Viedoc Adminの概要
組織内のすべてのユーザーが、それぞれのタスクに適したトレーニングを受けていることを確認するのは、組織管理者の責任です。組織管理者のためのユーザー管理に関する詳細は、こちらをご覧ください:ユーザーを管理する (組織管理者編)
顧客と組織管理者のロール
組織の管理
組織管理者は、組織内の試験へのアクセスを管理する権限を(直接的および間接的に)持っているため、Viedocは、顧客が組織とデータを単独で管理することの重要性を認識しています。組織内で試験が本番稼働している場合、Viedocの社員は顧客の組織への組織管理者としてのアクセス権を持ちません。
データアクセスの制限
組織管理者としてアクセス権限をもるユーザーは、自分自身または他のユーザーをスタディマネージャーとして、組織内の試験に招待する権限を持ちます。スタディマネージャーは、試験に異なるロールを持つユーザーを招待する権限を持っています。このように、組織管理者は組織内の試験へのアクセスを管理する権限を(直接的および間接的に)持っています。したがって、組織管理者のアクセス権を1人または少数の信頼できるユーザーにのみ付与することで、データに(直接的または間接的に)アクセスできるユーザーおよびベンダーの数を制限することができます。
組織管理者の任命
上級権限
組織管理者は、組織内のすべての試験に直接または間接的にアクセスし、新しい試験を作成することができるため、組織管理者アクセス権を持つユーザーは、企業または組織内ので上級の権限を有していることが望ましい。これは、セクション2に記載されているように、信頼でき、活動を実施する権限を持つユーザーであるべきです。このユーザーのロールはは企業によって異なりますが、CEO、データマネジメントディレクタ、リードデータマネージャー、クリニカルオペレーションマネージャーなどが考えられます。
組織管理者の管理
組織管理者は、追加の組織管理者を招待することで責任を委譲することができます。これにより、Viedocシステム管理者が設定し、最初の組織管理者を招待した後、各組織は独自の組織を管理することができます。多くのユーザーに組織管理者もアクセス権を与えすぎることはセキュリティリスクとなりますので、2~4人の組織管理者をバックアップとして持つようにすることをお勧めします。
Viedocのシステム管理者は、法定代理人(マスターサービス契約に署名する人)が書面で確認した場合のみ、顧客ユーザーを組織管理者として一度招待することを許可されます。