レビューステータスのODM出力

  • Published by Viedoc System 2023-07-19
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はじめに

このレッスンでは、Viedocから出力されたODMファイル内でレビューステータス情報がどのように構成されるかを説明します。

データ出力全体の詳細については、データを出力するをご参照ください。

出力にレビューステータスを含めるには、データ出力画面の含ませる項目レビューステータスを選択する必要があります。

注意! レイアウト値毎に1行ずつを選択すると、レビューステータスは出力に含まれません。

注意! SDVステータスは、試験イベントおよび項目レベルでのみ出力されます。フォームレベルのSDVは出力から除外されます。


コードリスト

レビュータイプ

以下のannotationタイプはレビューステータスと関連しており、CL_ANNOTATION_TYPEのコードリストにリストされます。

  • SDV
  • CRAReview
  • DMReview
  • Lock
  • Signature

レビューステータス

CL_REVIEW_STATEのコードリストにレビューステータスが表示されます。上記のannotationタイプに対しては、常にCheckedになります。もしもViedocで各レビューが実行されていない場合、これに対するエントリーはODMファイルに入りません。


レビューアクション

Association

レビューアクション毎に1つの<Association>の要素があります。

Associationは、項目(KeySetで識別されます。以下の説明をご参照ください)を特定のAnnotationに関連する、一連のプロパティに紐付けます(以下の詳細をご参照ください)。

KeySet

KeySetは通常、注釈付き(annotated)の「リンク」の開始と終了を識別するために使用されます。この場合、両方のキーセットは同じ項目、つまり( Annotation 以下で定義されている)各アクションに対応する項目を識別するため、同一になります。

  • StudyOID
  • SubjectKey
  • StudyEventOID
  • StudyEventRepeatKey
  • FormOID
  • FormRepeatKey
  • ItemGroupOID
  • ItemOID

Annotation

Annotationは一連の<Flag>要素で構成されています。出力にViedocのエクステンションを含めるように設定されている場合は、監査証跡も含まれます。

Flags

1. レビュータイプに対するフラグ要素が1つ。<FlagValue>CL_ANNOTATION_TYPE項目の1つに設定されます。

2. レビューステータスに対するフラグ要素が1つ。<FlagValue>CL_REVIEW_STATE項目の1つに設定されます。

AuditRecord

<v4:AuditRecord>はViedocのエクステンションで、出力時にエクステンションを含ませる?のオプションが選択されていた場合にのみ、出力ファイルに含まれます。

ユーザーIDとタイムスタンプに関する情報が含まれます。

以下のサンプル画像では、ユーザーID = 294となっています。

注意!

  • Viedoc Meのアクションに対する監査証跡はUser OID="USR.0"になります。これは、例えばロックアクションに対して適用されます。
  • システムのアクションに対する監査証跡はUser OID="SYSTEM"になります。これは例えば、割付の為にフォームがロックされた場合に適用されます。