レビューステータスのODM出力
はじめに
このレッスンでは、Viedocから出力されたODMファイル内でレビューステータス情報がどのように構成されるかを説明します。
データ出力全体の詳細については、データを出力するをご参照ください。
出力にレビューステータスを含めるには、データ出力画面の含ませる項目でレビューステータスを選択する必要があります。
注意! レイアウトに値毎に1行ずつを選択すると、レビューステータスは出力に含まれません。
注意! SDVステータスは、試験イベントおよび項目レベルでのみ出力されます。フォームレベルのSDVは出力から除外されます。
コードリスト
レビュータイプ
以下のannotationタイプはレビューステータスと関連しており、CL_ANNOTATION_TYPEのコードリストにリストされます。
- SDV
- CRAReview
- DMReview
- Lock
- Signature
レビューステータス
CL_REVIEW_STATEのコードリストにレビューステータスが表示されます。上記のannotationタイプに対しては、常にCheckedになります。もしもViedocで各レビューが実行されていない場合、これに対するエントリーはODMファイルに入りません。
レビューアクション
Association
レビューアクション毎に1つの<Association>の要素があります。
各Associationは、項目(KeySetで識別されます。以下の説明をご参照ください)を特定のAnnotationに関連する、一連のプロパティに紐付けます(以下の詳細をご参照ください)。
KeySet
KeySetは通常、注釈付き(annotated)の「リンク」の開始と終了を識別するために使用されます。この場合、両方のキーセットは同じ項目、つまり( Annotation 以下で定義されている)各アクションに対応する項目を識別するため、同一になります。
StudyOIDSubjectKeyStudyEventOIDStudyEventRepeatKeyFormOIDFormRepeatKeyItemGroupOIDItemOID
Annotation
Annotationは一連の<Flag>要素で構成されています。出力にViedocのエクステンションを含めるように設定されている場合は、監査証跡も含まれます。
Flags
1. レビュータイプに対するフラグ要素が1つ。<FlagValue> はCL_ANNOTATION_TYPE項目の1つに設定されます。
2. レビューステータスに対するフラグ要素が1つ。<FlagValue>はCL_REVIEW_STATE項目の1つに設定されます。
AuditRecord
<v4:AuditRecord>はViedocのエクステンションで、出力時にエクステンションを含ませる?のオプションが選択されていた場合にのみ、出力ファイルに含まれます。
ユーザーIDとタイムスタンプに関する情報が含まれます。
以下のサンプル画像では、ユーザーID = 294となっています。
注意!
- Viedoc Meのアクションに対する監査証跡は
User OID="USR.0"になります。これは、例えばロックアクションに対して適用されます。 - システムのアクションに対する監査証跡は
User OID="SYSTEM"になります。これは例えば、割付の為にフォームがロックされた場合に適用されます。